明かり取り窓
鍼を刺すときは当然皮膚に刺すのですが皮膚にはどんな働きがあるのでしょう。
皮膚は畳約1畳分の面積があり体重の16%もの重量があります。
体重60㎏の人でしたら約9.6㎏となりますね。
ボディースーツのように一番外側で体の筋肉や内臓を支えるそんな皮膚ですがそこには感覚器があります。
痛みや暑さ寒さ触覚を感じる点が全身にあります。
鍼を刺したときには当然痛みを感じそうですが実際は鍼を刺したとき痛みはほとんど感じません。
痛みを感じる痛点は面ではなく点で存在しその数は1平方㎝あたり130個くらいと言われています。
ですので鍼がこの点に当たらなければ痛みは感じないですむわけですね。
治療に使う鍼の先端は非常に尖っていて鍼そのものも細く作られています。
その鍼はほとんどの場合痛点に当たることなく皮膚を通過していきますので痛み無く治療が受けられるのです。