亀島橋から南東方向を望む
鍼を刺すとその周りが赤くなることがあります。
鍼には血流改善効果があります。
鍼を刺すとその付近の血管を拡張させ、それにより血液循環が改善され赤くなる現象です。
これにより鍼を刺した部位の冷えがなくなったり、身体全体が温かくなるなどの効果が現れます。
患者さんからも治療の後、身体がぽかぽかしていると言って頂くことも多くあります。
血流が改善することはいろいろな症状の改善に役立ちます。
固くなった筋肉は中の血管も圧迫されそれによって血流も悪くなり血流に乗ってやってくる酸素や栄養がその部位に届きにくくなります。
そして筋肉の活動によって生じた老廃物も血流により流されていくことなくその場に溜まってしまいます。
そうすると筋肉はますます固くなりさらに循環が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。
そんな時血流を良くするとどうかなるか。
新しい酸素や栄養が届き、そして溜まった老廃物は流されていく。
すると筋肉は本来の状態の戻り弾力性やその力を発揮できるようになります。
血液の循環は筋肉だけでなくいろいろな症状に関係しています。
そして血流を良くすることによってそれら症状が改善されることとなります。