普段使っている鍼は寸6、3番といって長さ約4.8㎝、太さ0.2㎜のものを使っています。
普通の人であればこのくらいの長さがあればツボに届きますし刺激量も十分です。
体格のいい人用にさらに長く太い2寸(6㎝)、5番(0.24㎜)という鍼も用意しています。
美容鍼に使う鍼の太さはさらに細く身体に使う鍼の約半分の0.12㎜しかありません。
そんな細い針でしかも鍼尖は非常に鋭利に尖っています。
だから刺しても痛みもなく身体の組織も痛めないのですね。
以前は金でできた鍼や銀でできた鍼も使っていましたが今は一般的ではありません。
これらの鍼は一本ずつ包装され滅菌されていて使用直前に袋から出し使用します。
そして1回使われた鍼は廃棄されますので常に新しい鍼を使用することになります。
写真は朝顔