もうすぐ冬

公園
夕日に照らされて幹の陰影が美しい。

5回目のワクチン接種券が来た。
早速予約。
ファイザーを打てるようで良かった。
3回目にモデルナ打って熱出したからもうモデルナは打ちたくないのです。
一気に気温が下がりもう初冬?
あと約十日で立冬だからもうすぐ冬なんですね。
だんだん着るものが厚くなってきました。
冬物引っ張り出さないと。

コロナ後遺症

公園ではコスモスが咲き子供達が楽しそうに遊んでいる。

この約2年間コロナ禍で外出もままならず家に閉じこもるように過ごしていた方も多いのではないでしょうか。
最近はコロナ以前の日常を取り戻しつつありますがそれでもコロナ感染がなくなったわけではありません。
身近にも感染者が増えてきている状況です。
そこで心配なのはコロナ後遺症。
コロナと診断された方が疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などの症状が長引いて苦しんでいることが問題となっています。
これらの症状は発症原因が分かっていないため西洋医学では対症療法に限定されていて、なかなか根本的解決につながらないケースが多いようです。
こんな時は鍼が全身の神経のバランスを調整し免疫系、内分泌系、自律神経系の不調を改善して、また血流の改善によって循環器系にも作用してコロナ後遺症とされる数々の症状の回復に効果が見込めると考えています。
コロナ後遺症はまだ症例が少ないですが鍼も治療の選択肢に入れる価値があると考えます。
コロナ後遺症で悩んでいる方是非鍼治療も選択肢に入れてみてください。

浅草

昨日は撮影に浅草まで行ってきました。
外国人も多く賑わっていましたね。
今まで浅草寺しか行ったことがなかったのですが今回その周辺も歩いて街並みを見ることができ楽しかった。
初めて花やしきの方も行きました。
みんなマスクはしているもの活気はコロナ前に戻ったかのよう。
浅草界隈を歩いて待乳山聖天まで行きその後スカイツリーまで散歩することに。
墨田川の畔を歩き川を渡り公園を横切って川沿いのカフェで一休み。
スカイツリーの下にあるソラマチで弁当を買って帰りました。
まだまだ東京にも歩いてみたい街並みがあります。
次はどこへ行こうか。

ワクチン

近くの公園にて。
綺麗な紫色ですね。

インフルエンザワクチンを接種してきた。
小学校低学年の頃インフルエンザワクチンで具合が悪くなりそれ以降小学校でも接種を免除されてきた。
そのこともあり一昨年までワクチンを接種したことがなかったが幸いにもこれまでインフルエンザにかかることなく過ごしてきた。
ちょっと怖さはあったが去年インフルエンザワクチンの接種を受けてなんともなかったので今年も受けてきた。
コロナワクチンの時のように具合が悪くなることもなく問題なく過ごしている。
コロナワクチンも次回で5回目。
これも毎年打つようになるんだろうな。

ツボ

銀座。
人はそれぞれ違う環境で違う家に暮らし違う生活をしている。
この家に住んでいる人はどんな暮らしをしているんだろう。
こういう風景を見つけると人の暮らしをちょっと垣間見た感じがする。
今月もあと十日。
すぐに年末になってしまう。
これから気ぜわしくなってくる。

ツボ。
鍼灸治療ではツボというものを使います。
ツボってなあに。
以前にも書いた「気」が経絡を通って人の身体を巡っています。
その「気」の出入り口が「ツボ」と呼ばれるところです。
ツボはだいたい一年の日数と同じ位あり体中に点在しています。
このツボに鍼を刺すことによって「気」を調整することができ体調を整えたり病を治したりすることができるのです。
悪いものが分かっていてそれを取り除けば良くなる手術が有効なものや、感染症などのように原因が明らかなものは西洋医学が有効ですが西洋医学で解明できないような原因不明の症状などは鍼治療の出番です。
WHOでは適応疾患を定めておりそれらの疾患に対して鍼が有効であると認めています。

置鍼

ビルの向こう側

開業して間もない頃の話です。
その方は頚肩背中が辛いと言うことで病院にも何か内臓の病気がないかを調べてもらいに何度も行ってみたとのことでした。
でも検査では異常が見つからず。
でも症状は相変わらずで辛い毎日を送っているようでした。
そこで鍼治療というものを知人から聞いてわらにもすがる気持ちでいらしたとのことでした。
診てみると頚から背中にかけてガチガチ。
鍼治療をお勧めしました。
そしてその方は初めての鍼治療を行うことに。
数ヶ所に刺鍼をしてしばらくそのままにする置鍼をしました。
するとさっきまでガチガチだった頚背中が嘘のように緩んでいます。
本人に伺うとうんと楽になったとのこと。
その後数回の治療で殆ど症状はなくなり快適な生活を送れているようでした。
そして身体のメンテナンスのため定期的に通って頂き健康を維持されていました。

頚肩

花弁

頚肩の痛みを訴える人は多い。
頚や肩の痛み、コリを訴える人は多いですね。
原因は様々であるが最近多いのはやはりスマホのやり過ぎ。
下を向いてスマホをジーッと見つめ続けることにより頸肩の筋肉が極度の緊張状態になり固くなって痛みが出てきてしまう。
鍼や矯正などの治療で改善するのであるが長時間スマホを使うという生活習慣を改善しないと症状はなかなか良くならないし、せっかく改善してもまた悪化してしまう。
スマホを完全に手放すのは難しいと思いますがスマホを見る時間や診る姿勢を直すことによって再悪化を防ぐことがある程度できます。
また上記のことにも関係しますがストレートネックによる頸肩の症状も多いですね。
持って生まれた背骨の形態もありますが悪い姿勢をとり続けるとその姿勢に固まってしまいいろいろな悪影響が出てきます。
意識して姿勢を正し快適な日常生活を送りましょう。

最近は地下深くの駅も多くなった。
そんな駅へ降りるには長いエスカレーターに乗ります。

東洋医学に気という考え方があります。
気には通り道があり体中を駆け巡っています。
これが滞ると気が病むと書いて病気になるわけですね。
また気の通り道にはツボと呼ばれる気が表面に現れている場所があります。
気が乱れるとツボに何かしらの異変が現れます。
そして気は五臓六腑と結びついて内蔵の異常が身体表面の変化として現れることが分かっています。
その体表上の異常に対して適切な鍼治療を施していくとそれに対応する内臓の異常を調整できるのです。
これは目的の臓器から離れたところに現れることも多く例えば胃に対するツボとして膝の下にある足三里などが良い例ですね。
鍼治療は東洋医学だけにとらわれず鍼で刺激した筋肉の緊張が解けるなど西洋医学的にも用いることができます。

免疫

六本木
彫刻家・安田侃(やすだかん)さんの作品「意心帰」
天井がガラス張りとなっていて差し込む光で優しく照らされています。

コロナに対する行動制限はかなり緩くなりましたがまだ陽性者数はあまり減りませんね。
そんなコロナに対してもそうですが私たちの身体の中では侵入してきた病原菌やウイルスと日夜戦っています。
この免疫機能のおかげで我々は元気で暮らせています。
白血球やリンパ球などが侵入してきた細菌やウイルスを食べてしまい身体に害を及ぼすことを防いでいます。
細菌が侵入すると血管が拡張し白血球が集まり易くし、発熱することによってその活動を活発化して外敵をやっつけます。
そこで鍼治療はどんな効果があるのでしょう。
鍼を刺すと循環が良くなり白血球も増えます。
また鍼を刺すことによって白血球そのものも増えます。
そして自律神経のバランスを整えることによってリンパ球も増えます。
ですので鍼を刺すと免疫機能が上がるのですね。
鍼治療をしている方が痛みが軽快するだけでなく体調が良くなった、風邪をひきにくくなったなど副次的良い効果が出るのもうなずけますね。

無理

赤い花シリーズ

昔無理な要望をする人がいた。
その人は足の骨が曲がっているから治してくれと言ってきた。
確かにほんのわずか脛骨が曲がっているようだったが生活に支障があるような大きな曲がりではないし見た目でも全くわからない。
それでもその方は何とか真っ直ぐにしてくれと強く訴えてくる。
曲がっている骨そのものを治すことはできないし、丁寧にお断りをしているのだがなかなか納得してもらえない。
忙しい時間帯だったので待合室には多くの患者さんにお待ち頂いている。
なんだかんだでお帰り頂くまで40分位かかった。
いまだに何をして欲しかったのか分からない。