治したい

朝日が昇る

「治したい」と言っている人は大抵は治す気がない。
今具合が悪いところがある人が「治したい」と言ったときその後に「けど・・・」という言葉が続くのではないかと思っている。
言葉では治したいと言っているけど行動が伴わない。
本当に治したいと考えている人はまず行動を起こす。
だから治したいと言う前に治療を開始している。
治したいという希望ではなく実際に治しているのである。
今「治したい」と考えている方がいたら今すぐに行動を起こした方が良いと思うのである。

恒常性

色づき始めた公園の木々

身体には今の状態を保とうとする働きが備わっています。
この働きで健康を保とうとすのですね。
健康であれば今ある状態から変化することすなわち悪い状態に変化することなので今の状態を保とうとすることは大変良いことなのです。
でもいったん悪くなってしまった場合はどうでしょう。
ここでも身体は今の状態を保とうとしてしまいます。
悪い状態から健康な状態に変化しようとしてもこの働きのせいで悪い状態を保とうとしてしまうのですね。
これを変化させるには身体に良い状態を覚え込ませる必要があります。
鍼治療では1回の治療で良い方向に変化させることができますが今の状態を保とうとするこの働きのせいで元の悪い状態に戻ろうとしてしまいます。
それをさせないためには継続しての治療が必要となるのです。
悪い状態に戻ろうとした身体を良い状態に引き戻してあげると言うことを繰り返し、良い状態が平常の状態とならなくてはなりません。
1回の治療で楽になったからと自分の判断で治療を中止せず継続して通院することが必要となります。

ワクチン

花の中の☆

今日は5回目のコロナワクチン接種。
今回もファイザーです。
3回目のモデルナで熱を出した私はモデルナは避けたかったのでよかった。
今までファイザーでは目立った副反応はなかったですが一応明日はゆっくりします。

腰痛

近所の公園でも早い木は色づき始めている。

腰痛の時は姿勢が悪くなる。
痛みがあるとそこを庇うために患部に力のかからない姿勢を取ろうとします。
それで患部の痛みは軽減するのですが当然患部が負担するべき力は他の部分で補うことになりその部分が過負荷となり痛みが生じることもあります。
そこでまずは患部の痛みを取って正しい姿勢を取りやすくすることです。
鍼はそのために有効です。
鍼によりなるべく早く痛みを取ってあげて痛みのある部位以外の負担も素早く軽減し痛い部位が増えるのを防ぎます。

プー

日が暮れるのが早い。
夕方ウォーキングに出るとあっという間に暗くなってしまう。

今日はプーの病院。
今日は検査の日。
心臓の病を抱えているプーは薬が欠かせない。
今は食欲もあり元気に過ごしている。
いつまでも元気で長生きしてもらいたい。

筋肉痛

赤いところがランニングコース。
クッション性のある舗装となっていて足や膝に優しい。

昨日ランニングの話を書いたが
今は心地良い筋肉痛。
ランニングの距離を伸ばすにはまずは体重を落とさないといけない。
できればフルを走っていた頃と同じまで落としたい。
まだまだ長い道のりになりそう。
ウォーキングの時は小さな防水カメラを持って行く。
カメラは尻のポケットにねじ込みそのまま走る。
耐衝撃のカメラなので走る位の衝撃は大丈夫だろう。
気になる景色があったら立ち止まり尻から引っ張り出したカメラでパチリとやりまたポケットに詰め込んで走り出す。

ウォーキング

夜明け

最近また少しずつ走り出した。
朝早く目が覚めたときには二度寝せず起きて散歩に出る。
フルマラソン走っていた頃に比べて10㎞以上体重が増えているのでまずはウォーキングから。
約1.5㎞先の公園まで歩き公園の中のランニングコースを少しだけ走る。
ランとウォーキングを交互にします。
そして同じ道を歩いて帰り約5㎞、時間にして約1時間です。
一日24時間のうち1/24を身体を動かすことに使ってまたマラソンを目標に頑張りたいと思います。
でもフルはきついからハーフまでかな。

情熱大陸

葉脈くっきり

昨日の情熱大陸見ましたか。
橋本大輝選手の体操にかける情熱が伝わってきて見入ってしまいました。
その厳しい練習を見ていると身体の能力を限界まで使い戦っている様子がよく分かりました。
まだ若いとは言え厳しい練習の中ではやはり身体が悲鳴を上げることがあるようです。
そんな酷使をする身体のケアには鍼が使われていました。
橋本大輝選手は身体を酷使したため起こった腰痛を治療するため鍼治療をしていました。
鍼治療が一流アスリートの競技能力を維持するために使われている。
鍼治療の可能性を感じさせる映像でした。

一回目

秋の優しい日差しを浴びるルリマツリ

身体の鍼も美容鍼も1回やっただけで楽になったと言って頂けることも多くあります。
美容鍼では「スッキリした」「目の前が明るくなった」などの感想を頂きます。
身体の鍼では「痛みが減った」「身体が軽くなった」「動きやすくなった」など一回目で身体の変化を感じて頂けることが多いですね。
このように1回の治療で大きく改善することもあります。
しかし身体の変化はいきなり大きく動かないこともありますので治療を継続することによって少しの変化を積み重ねて大きな変化を待つということになります。
ですので継続して治療を行うことが大事なのですね。

鍼の種類

近くの公園で。
チロリアンランプ。

今は髪の毛ほどの鍼を使い痛みなく治療を受けられる。
しかも日本独自で発達した鍼管を使った方法で鍼を刺す瞬間も殆ど痛みはない。
発祥の地である中国では太い鍼を鍼管を使わずに刺すので正直言って日本ほど痛みに配慮してなさそうです。
日本人は知恵と工夫でなるべく痛くない鍼の方法を編み出したのだ。
鍼の歴史は非常に長い。
今では髪の毛ほどの鍼をしかも先端は極限まで尖らせて作ることができる。
昔の技術はそんなに精緻なものを作ることなどできなかったと思われるので刺すときは痛かったに違いない。
今使用される鍼の断面は真円であるが鍼の歴史の中ではいろいろな断面の鍼があった。
ナイフのような断面や三角形の断面などいろいろな種類がある。
鋒鍼(ほうしん)、饞鍼(ざんしん)、鈹鍼(ひしん)
毫鍼(ごうしん)、長鍼(ちょうしん)、大鍼(だいしん)
円鍼(えんしん)、鍉鍼(ていしん)などがあり
今一般的に使われているのが毫鍼です。
当院で使っているのは鍼の長さが5センチほどですがさらに長い長鍼というのもあります。
身体の奥深くに届かせるには15センチほどまである鍼を使うこともあります。