朝日が昇る
「治したい」と言っている人は大抵は治す気がない。
今具合が悪いところがある人が「治したい」と言ったときその後に「けど・・・」という言葉が続くのではないかと思っている。
言葉では治したいと言っているけど行動が伴わない。
本当に治したいと考えている人はまず行動を起こす。
だから治したいと言う前に治療を開始している。
治したいという希望ではなく実際に治しているのである。
今「治したい」と考えている方がいたら今すぐに行動を起こした方が良いと思うのである。
朝日が昇る
「治したい」と言っている人は大抵は治す気がない。
今具合が悪いところがある人が「治したい」と言ったときその後に「けど・・・」という言葉が続くのではないかと思っている。
言葉では治したいと言っているけど行動が伴わない。
本当に治したいと考えている人はまず行動を起こす。
だから治したいと言う前に治療を開始している。
治したいという希望ではなく実際に治しているのである。
今「治したい」と考えている方がいたら今すぐに行動を起こした方が良いと思うのである。
色づき始めた公園の木々
身体には今の状態を保とうとする働きが備わっています。
この働きで健康を保とうとすのですね。
健康であれば今ある状態から変化することすなわち悪い状態に変化することなので今の状態を保とうとすることは大変良いことなのです。
でもいったん悪くなってしまった場合はどうでしょう。
ここでも身体は今の状態を保とうとしてしまいます。
悪い状態から健康な状態に変化しようとしてもこの働きのせいで悪い状態を保とうとしてしまうのですね。
これを変化させるには身体に良い状態を覚え込ませる必要があります。
鍼治療では1回の治療で良い方向に変化させることができますが今の状態を保とうとするこの働きのせいで元の悪い状態に戻ろうとしてしまいます。
それをさせないためには継続しての治療が必要となるのです。
悪い状態に戻ろうとした身体を良い状態に引き戻してあげると言うことを繰り返し、良い状態が平常の状態とならなくてはなりません。
1回の治療で楽になったからと自分の判断で治療を中止せず継続して通院することが必要となります。
近くの公園で。
チロリアンランプ。
今は髪の毛ほどの鍼を使い痛みなく治療を受けられる。
しかも日本独自で発達した鍼管を使った方法で鍼を刺す瞬間も殆ど痛みはない。
発祥の地である中国では太い鍼を鍼管を使わずに刺すので正直言って日本ほど痛みに配慮してなさそうです。
日本人は知恵と工夫でなるべく痛くない鍼の方法を編み出したのだ。
鍼の歴史は非常に長い。
今では髪の毛ほどの鍼をしかも先端は極限まで尖らせて作ることができる。
昔の技術はそんなに精緻なものを作ることなどできなかったと思われるので刺すときは痛かったに違いない。
今使用される鍼の断面は真円であるが鍼の歴史の中ではいろいろな断面の鍼があった。
ナイフのような断面や三角形の断面などいろいろな種類がある。
鋒鍼(ほうしん)、饞鍼(ざんしん)、鈹鍼(ひしん)
毫鍼(ごうしん)、長鍼(ちょうしん)、大鍼(だいしん)
円鍼(えんしん)、鍉鍼(ていしん)などがあり
今一般的に使われているのが毫鍼です。
当院で使っているのは鍼の長さが5センチほどですがさらに長い長鍼というのもあります。
身体の奥深くに届かせるには15センチほどまである鍼を使うこともあります。